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超!A&G+を録音する方法のメモ (KoRec編)

最近、「KoRec」というソフトが話題のようです。
大変便利です。みなさんも、いかがでしょう。

はい、KoRecの簡単な使い方を解説します。
ここを見る人向けに、紹介する記事を書きますよ。
なんつって。超!A&G+の録音のみについて解説するです。


※※ 追記(2015年 06月 26日) ※※
でも、拙作がおすすめなので、こっちも見てね


<はじめに>


KoRecは、Radiko、超!A&G+、響、音泉を録音できるソフトです。
色々つかえて、お得で便利。
私のニーズにぴったりです。

一方、全部コマンドラインで指示するので、使いづらいです。
また、タイマー機能が無いので、別途、タイマーソフトが必要です。
ここら辺が分かりにくいので、程よく細かく説明していきたいと思います。



<超!A&G+録音用のコンフィグファイル>


ここへ来る人は、ここだけ見れば大丈夫。
無駄に長いので、赤い字だけ読んでください
黒い字は補足です。

まずは、コンフィグファイルについて。
KoRecは、規定値を定義したコンフィグファイルを参照します。
ファイル名はkorec.exe.configです。
KorRecと同じディレクトリに置きます。
メモ帳かなにかで、新規に作成してください。
公式の設定ファイルのページで、作ることもできます。

以下の箱の中身は、私の使っているkorec.exe.configファイルです。
これを参考にして、korec.exe.configを書きかえてください。
<configuration>
  <appSettings>
    <add value="200" key="Margin" />
    <add value="0" key="PostMargin" />
    <add value="auto" key="Length" />
    <add value="C:\Users\Public\Documents\radio\" key="Output" />
    <add value="{stationid} {title} {datetime}" key="Filename" />
    <add value="{title}" key="Title" />
    <add value="{artist}" key="Artist" />
    <add value="{stationid}" key="Album" />
    <add value="True" key="Verbose" />
    <add value="False" key="Log" />
    <add value="True" key="Wait" />
    <add value="C:\Users\Public\Documents\radio\" key="LogFolder" />
    <add value="True" key="WaitPreMargin" />
    <add value="yyyy年MM月dd日(ddd)HH時mm分" key="DateTimeFormat" />
    <add value="True" key="NTP" />
    <add value="5" key="NTPAutoAdjustmentThreshold" />
    <add value="-10" key="TweakAgqrRecordingStartTime" />
    <add value="-10" key="TweakRadikoRecordingStartTime" />
    <add value="-10" key="TweakNHKRecordingStartTime" />
  </appSettings>
</configuration>
このkorec.exe.configをもとに、設定内容を説明します。

●LengthオプションをAutoにしています
●WaitオプションをTrueにしています
この二つの指定により、録音は、番組表にしたがって行われます。
各種番組表には、番組の開始時刻と終了時刻が記録されています。
この設定では、番組表の、番組ひとつの開始時刻と終了時刻に従います。
つまり、番組ひとつ分が、自動で録音されます。
大変便利なので、私は、この設定にしています。

では、録音する番組は、どうやって指定するのか。
Marginの値によります。
●Marginの値は200にしています
これにより、録音する番組は、起動から200秒後の番組となります。
番組開始より前、200秒以内に起動することで、正確に録音できます。
逆に言うと、起動後200秒以内に番組が始まれば成功です。
この200秒は、他の設定内容でいう待ち時間とは無関係です。
200秒後の番組表に合わせるという意味です。

●PostMarginは0にしています
長めに録音しません。
即座に終了します。
超!A&G+は、番組終了後にCMが入るので、切れていてもかまいません。

この設定について、もう一度繰り返します。
コマンドを起動した時刻から、200秒後の番組を対象とします。
録音開始時刻は、対象の番組の開始時刻。
録音終了時刻は、対象の番組の終了時刻。

終了時刻以降の録音はしません。

そして、やおらコマンドを入力。

korec -i agqr


動画はこっち。

korec -i agqr -keepvideo


意外と簡単でしたね。



録音予約編



タイマーソフトが必要です。
自分にあったフリーウェアを選びましょう。
ちょっと、突き放しすぎですかね。
私もいくつか試してみましたが、満足いくものはありません。
強いて言えば、これなんかどうでしょうか?
逆に、何かいいのがあれば教えてください。

でも、こたえはもう出ています。
Windowsのタスクスケジューラを使うのがよろしいでしょう。
タスクスケジューラは、ちょっと不親切です。
でも、これがベストだと思います。
信頼性の高さと、誰でも使えるというところが、その理由です。

さて、使い方ですが……。
私は、Marginを200秒に設定しているので、番組の開始の3分前に起動させます。
つまり、
・毎時57分
・毎時27分
に予約すれば、いいんではないでしょうか。
具体的な使い方はKoRecのページを見てください。
より複雑な使い方については、ググってください。
私が説明するより、ずっとわかりやすいですよ。
うそです。書くのがたいへんだから、ギブアップ。

タスクスケジューラをいじっていて思いました。
・重い
・見づらい
・意味不明
これはひどい。
タスクスケジューラへの設定が楽になるフリーウェアを探しました。
来る日も来る日も、手首がいたくなるまで検索の日々。
そして、酒浸りになるのはすぐだった。
うそです。

設定はインポート/エクスポートができますので、それでなんとか。
xmlエディタについても調べました。これがいいかなぁ。
高度なテキストエディタがあれば、それを使うのがいいと思いますよ。

私は、結構な数の予約をしています。
設定していて気づいたことがあります。
これ、予約の設定をするより、予約しない設定をする方が楽かも?
ということで、全部予約の設定を作ってみました。
ここから予約しない曜日を削っていけばいいでしょう。

んー、思ったほど楽にならないな。

ご意見お待ちしております。



<評価編>


KoRecがどのくらいすごいか、ご説明いたしましょう。


●ファイル名を番組名にしてくれる


これ、すごく重要。一番重要。
数字だけジャラっと並ばれても分からないですもん。
ファイル名が番組名だと、とっても便利。気分がいい。

で、このファイル名は、どうやって生成しているのかというと!
「ツールの作者様が番組表を見て、手で入力しているっ!」

まじかよ。自動で生成してると思ったんですけどね。
作者様に苦労を強いて、それにぶら下がっていていいのか。
いいのです。
せっかく入力してもらった番組表ですもん。
みんなで使い倒しましょう。
最大多数の最大幸福ですよ(?)



●響・音泉のラジオもダウンロードできる


響や温泉からダウンロードするツールは、ほかにもありました。
しかし、KoRecは、バッチでダウンロードできます。
何を言っているのか。
ボタンを押してしばらく待つと終わっているのです。
マウスをいちいちカチカチやらなくて済むんです。
夢のようじゃありませんか?



●Radikoを録音できる


こっちが本来の使い方ですよね。
でも、ほかのラジオも録音してやろうとか思いますよね。
まあ、プチミレディなんですけどね。



●ポストプロセッサが不要


フラッシュを使っているラジオを録音するとコンテナがFLVになったりします。
これは、別のツールに突っ込んで、別途処理していました。
KoRecでは、最初からMP4とかm4aになってたりします。
便利です。
また、超!A&G+のオーディオ部分の取り出しもやってくれます。
らくちんです。



●プロパティーにいろいろ入る


プロパティーに、タイトルとか、アーティストとか、そういう情報が入ります。
並べたときに、なんとなく気分がいいと思います。





その一方、具合が悪い点を強いてあげると……。

●説明文がよくわからない
●やっぱり、フロントエンドは欲しい




そんな感じです。




また、何か進展があったら、書こうと思います。
しーゆー。